事業の紹介
公益目的事業1 第16回研究助成応募要項
交付の趣旨
当法人は、がん薬物療法に関する革新的研究に対する助成及び表彰並びに先駆的研究に対する助成を行うことにより、がんの薬物療法の治療成績向上及び進展に寄与することを目的とします。さらに、次世代のリーダーの育成にも寄与します。よって、この目的に貢献すると判断される研究者に研究助成を行います。
なお、研究助成事業もがんの薬物療法に対する助成事業として認知度も向上し、多くの研究者に高く評価頂くようになったことを機に、第10回より、がん薬物療法に関する革新的研究に対する助成及び表彰については「小林がん学術賞」を付与し表彰させて頂くことに致しております。
また、第11回より、先駆的研究助成を先駆的研究1と先駆的研究2に分け、1は従来の先駆的研究助成、2は萌芽的研究とし、ユニーク、かつ萌芽的研究に対して助成することに致しました。
第16回応募は終了しました
応募の概要
当法人の公益目的事業1の研究助成は、がん薬物療法分野の研究者個人を対象に、以下のように行ないます。
1) がん薬物療法に関する革新的治療法に対する研究助成及び表彰
【小林がん学術賞】
- 金額
- 1件 300万円(基礎と臨床各1件、合計2件)
- 年齢制限
- なし
- 研究対象
- がんの薬物療法、創薬に関する研究
2) がん薬物療法に関する先駆的治療法に対する研究助成
【先駆的研究 1 】
- 金額
- 1件 100万円(基礎と臨床、合計9件)
- 年齢制限
- 50歳以下(1971年4月1日以降生誕者対象)
- 研究対象
- がんの薬物療法、創薬に関する研究
【先駆的研究 2 :萌芽的研究】
ユニークかつ萌芽的研究*に対して助成する。
*独創的な発想、特に意外性のある着想に基づく芽生え期の研究
- 金額
- 1件 100万円(3件以内)
*1年後の研究結果報告及び2年目の研究計画書を審査し、評価が認められた場合は翌年も助成金(100万円)を支給する。 - 年齢制限
- 40歳以下(1981年4月1日以降生誕者対象)
- 研究対象
- がんの薬物療法、創薬に関する研究
- 応募期間
- 2021年11月1日~2022年1月14日
- 応募締切
- 2022年1月14日(金)17時(時間厳守)
WEB登録システムにおいて申請を応募締切の日時までに行って下さい。 - 選考方法
- 選考委員会において選考し、理事会で決定
- 選考結果
- 2022年4月末頃、申請者宛に通知
- 助成総額
- 1,800万円
- 助成金の交付時期
- 2022年6月上旬
- 研究助成金贈呈式
- 2022年6月18日(土)経団連会館
(受賞者は研究助成金贈呈式へのご出席をお願いします) - 研究結果提出期限
- 2023年5月26日(金)
応募資格
- 応募は、革新的研究(小林がん学術賞)、先駆的研究いずれもがん薬物療法(化学療法、分子標的療法、抗体療法、がん免疫療法など)および創薬に関する研究が対象になります。がんの予防、診断、治療に関する研究は当法人の公益目的事業4への応募をお願いします。
- 応募は、研究者個人を対象とし、がん薬物療法分野における革新的研究もしくは先駆的研究(1、2)のいずれか1件とします。
- 施設内の「研究倫理審査委員会」、あるいは他施設「認定臨床研究審査委員会」等での一括審査での承認が必要な臨床検体を使用する研究は「臨床」、「臨床」に該当しない研究は「基礎」でご応募ください。
- 革新的研究(小林がん学術賞)では年齢制限はありません。がん薬物療法および創薬に関する研究で日本において顕著な業績を残した人、または、この分野で将来社会的な貢献が期待出来る人が対象です。
尚、選考委員会出席委員が学術賞にふさわしい応募者がいない、と判断した場合には該当者なしとします。 - 先駆的研究1は50歳以下、先駆的研究2(萌芽的研究)は40歳以下とします。
(尚、先駆的研究2の2年目の場合は41歳も可とします。) - 海外で行う研究は対象外とします。
- 先駆的研究に応募する者は、所属機関の上長(研究者の上司である学長、学部長、研究科長、研究所長、教授、院長、部長等)の推薦を必要とします。
- 過去に助成を受けた者は応募ができません。(但し、先駆的研究助成を受けた方が革新的研究助成の応募をすることは可能です。)
- 当法人の公益目的事業4との重複応募はできないこととします。
申請方法
第16回応募は終了しました
申請書提出先および問い合わせ先
公益財団法人 小林がん学術振興会 事務局
〒101-8444
東京都千代田区神田錦町1丁目27番地
TEL: 03-3293-2125
FAX: 03-3293-2231
URL: http://kficc.or.jp/
E-mail: info@kficc.or.jp
*問い合わせは主にE-mailでお願いします。
交付条件
研究助成金の交付が決定した場合、次の条件が付されます。
- 申請者は、交付決定後当法人より送付する、当該機関長(学長、学部長、研究科長、研究所長、院長等)の研究助成承諾書を提出しなければなりません。
- 申請書の内容のうち次の事項を変更しようとする時は、予め当法人代表理事の承認を受けなければなりません。
- 申請者の氏名
- 所属機関または所属機関における地位
- 研究の目的、内容および研究実施計画
- 研究を中止または廃止する時は、当法人代表理事の承認を受けなければなりません。
- 助成を受けた研究者の氏名、所属機関、研究課題、研究助成金贈呈式の写真及び研究結果を、当法人のホームページや会誌『展望』等に公表します。
- 革新的研究の助成を受けた研究者は、申請書に記載した過去の研究成果に関する、助成金贈呈式での記念講演及び当法人の会誌『展望』への寄稿をお願いします。
- 助成金は、対象研究に直接関係ある費用に限って使用して下さい。当法人の助成金(寄付金)申し込み時に間接経費(いわゆるオーバーヘッド)の免除をお願しております。
- 助成金の使用期間は特に定めておりません。
研究結果および収支報告の提出
- 交付を受けた研究者は、2023年5月26日までに研究結果報告書を当法人事務局に提出して下さい。研究結果報告の遅れが予想される場合は、当法人代表理事に理由書を提出し承認を受けて下さい。
尚、先駆的研究2(萌芽的研究)の助成を受けた人は翌年の助成の審査のため2023年3月31日までに1年目の研究結果報告書および2年目の研究計画書を当法人事務局に提出して下さい。 - 交付を受けた研究者は、2023年5月26日までに収支報告書(様式は自由)を当法人事務局に提出して下さい。研究途中の場合は、研究終了後、3年以内をめどに収支報告書を当法人事務局に提出して下さい。
- 本研究に関して学術雑誌に発表する場合は、公益財団法人小林がん学術振興会(Kobayashi Foundation for Cancer Research)の助成による旨を書き添え,リプリントのPDFを当法人事務局宛(E-mail: info@kficc.or.jp)に提出して下さい。
その他
個人情報は当法人の研究助成事業遂行の範囲内でのみ利用します。
論文不正が認定された場合は、不正の程度に応じて厳正に対処し助成金の返還請求、その後の応募をお断りする事があります。